2013年5月13日月曜日

経営者としての考察~市場参入における既存企業(団体)との関係性~

光が丘にて初めて100円家事代行を行った時、様々な障害がありました。
なかでも多かったのが既存の類似サービスを行われている方達からのコメントでした。

「私が既にやっているから困るんだよなー」
「シルバー(人材センター)さんがいるから必要ないんじゃない?」
「これからやろうと思っているからオタクにやられると困るんだよなー」
 
などです。もちろんそれ以上に歓迎のコメントが多かったです。
 
私は業者間の関係性について下記内容を繰り返しお話をさせて頂いております。

 
◆同じサービス(または類似サービス)を行う事業者には3種類あります

【競合】
【協働】
【パートナー】
 

【競合】
同じサービスを同じ顧客に対して行い、シェアの取り合いを行う

【協働】
同じサービスまたは類似サービスを違うセグメントの顧客に対して行っている。
⇒サービスの補完が可能であり。共存でき双方のサービスにより顧客の満足度もあがる。

【パートナー】
同じサービスを同じ顧客に対して行っている。どちらかのサービスに
統合する事でコストがさがり事業者間での収益が双方あがる。



市場ができていない状態(エリア内での顧客総数が少ない)で
お互いを【競合】ととらえても無益であるどころか発展性がありません。

まずは【協働】または【パートナー】で市場の顧客総数を増やす事が先決です。
 

地域活性化に関してエリア外から参入する事業者は自分たちの提案内容が
3つの内のどれにあたるか考えながら説明・サービス提供を行うべきです。

自戒の念をこめてのアップです。


※競争に関しては様々な方達が記述を残されています。
私の記述はあくまで我流の論理なので足りない部分
または間違っている部分はご容赦ください(笑)