100円家事代行を開始して約2年間はほぼ一人でサービス提供をしていました。
とても貴重な経験でした。
その中で想い出に残るサービスをご紹介
家事代行(ハウスクリーニング部門)の繁忙期は年末の大掃除です。
初年度の大掃除もたくさんのご注文を頂きました。
朝8時頃から始まり夜22時過ぎまでサービス提供する日が続きました。
(あまりの忙しさに血尿が出る程でした)
そんな繁忙期のある日
「どうしても今日中に綺麗にしたいの。遅くてもいいからお願い。」
という事で最後のお客様は21時スタートでした。
掃除内容はレンジフードの油ふき取り。時間は2時間コースでした。
お客様のご自宅にお邪魔すると
「よくおいでなすった。寒かったでしょー。まーまー奥へ奥へ」
とご主人にエスコートされるまま奥の部屋へ招かれました。
リビングにはコタツがありなんと夕食が用意されていました。
私も何が何だかわからないいままコタツの中に足を入れ
奥様・ご主人・私の3人で夕食が始まりました。
「息子は就職してもう家を離れてしまってな。昔はこうやって食事をしたもんだ」
とご主人。
あたたかいお味噌汁とおにぎりと焼き魚を頂きました。
笑いが家の中に響く家族のだんらんでした。(なんとずうずうしい私(笑))
楽しい時間はあっという間に過ぎ時計は22時。
「古市さん もー時間も遅くなった。今日はもう帰ったら。 ・・・あっ 掃除をお願いしてたんだ!」
とご主人・奥様。
掃除を終えお客様のご自宅を出る時、時計の針は24時に限りなく近づいていました(笑)
あの時のお味噌汁の味は今でも覚えています。
御用聞きのお客様は本当にやさしい方達ばかりです。
会話を通したお客様との温かいコミュニケーションは御用聞きのカルチャーとしていきたいです。
御用聞きのreboot ~会話で世の中を豊かにする~